2023年12月21日

腰痛/仙腸関節の痛み

多くの人が経験する腰痛には多数の原因が存在し、

仙腸関節の痛みもその一つです。

 

 

 

 

 

仙腸関節とは


仙腸関節とは骨盤を構成する仙骨と腸骨からなり、

左右一対存在します。

仙腸関節は他の関節と異なり明らかな可動性を

もたないことが特徴ですが、荷重や体幹の前後屈、

股関節などの動きと関係してます。

 

 

 

 

痛みの原因としての仙腸関節


仙腸関節についての研究では様々な腰痛のうち、

三割前後に仙腸関節が痛みの原因と考えられる

腰痛が存在するという報告もあり、

見過ごすことのできない部位といえます。

仙腸関節の周囲には多くの靭帯が強固に

張り巡らされており、これらもの痛みの原因の

ひとつと考えられています。

 

 

 

 

 

評価


仙腸関節が原因となる腰痛に対して、レントゲンをはじめとした

画像検査は有効ではないとされてます。

医科では仙腸関節に注射を実施して痛みの改善の有無で

診断することがあります。

 

 

 

 

その他には徒手的な検査として、仙腸関節に対して

圧迫や牽引、剪断力を加えて痛みの誘発を確認する

ニュートンテストやゲンスレンテストなどが知られています。

 

 

 

 

 

症状


一般的な腰痛と大きな違いがなく、そのことから見過ごされやすい

部位と考えられます。

痛みの感じ方には個人差があり、鈍痛や鋭い痛みなど様々です。

起床時には強張り感や固まる感覚を自覚する場合もあり、一定時間持続します。

 

 

 

 

仙腸関節に問題がある場合、同時に鼠蹊部の痛みを感じることが

あるとされています。

また問診の中で、痛みの部位を自身の指で指し示すように訴えることがあり、

これはワンフィンガーサインやフォーティンサインとよばれ特徴的な所見の

ひとつとされています。

 

 

 

 

 

 

治療


仙腸関節が原因となる腰痛の治療は主に保存療法が中心となります。

保存療法とは運動療法や投薬などの手術ではない治療方法の総称です。

また骨盤ベルトやコルセットの使用が有効なこともあり、適宜選択して使用します。

実際には、体幹や股関節、殿部周囲の筋力向上を目的としたエクササイズや

仙腸関節の動きを誘発するような手技療法などを実施します。

 

 

 

 

当院での治療について


当院では物理療法の他、前述の運動療法などを自宅などで実践できるように

指導いたします。またコルセットや骨盤ベルトの提案や正しい装着方法なども

併せてお伝えします。

仙腸関節に限らず、腰痛などでお困りの方はご相談ください。

 

 

この記事を書いた人

あさの接骨院 院長 浅野剛史

あさの接骨院 院長 浅野剛史

あさの接骨院の院長の浅野剛史です。令和2年4月、春日部市上蛭田に当院を開設させて頂きました。
厚生労働省が認定する国家資格である柔道整復師の資格(接骨院の開院にあたり、必須の資格です)を持ち、約10年間、整形外科クリニックに勤務した後、独立開業に至りました。
医学的根拠のある施術方針をご提案して、地域の皆様の健康に貢献していきたいと思っております。