2020年10月18日

ふくらはぎトレーニング 下腿三頭筋

ふくらはぎには、よく「第二の心臓」などとも言われるように重要なポンプの作用があります。

 

 

ふくらはぎの筋肉は、皮膚に近い部分にある筋肉(浅層)より骨に近い部分にある筋肉(深層)があります。

 

これらの筋肉の中でも特に浅層の腓腹筋ヒラメ筋を合わせて下腿三頭筋といい、先述した心臓へのポンプ機能だけでなく、浮腫みアキレス腱周囲の痛みとも深く関係しています。

 

 

↓アキレス腱周囲の痛み(アキレス腱周囲炎)についてはコチラ↓

アキレス腱の痛み アキレス腱周囲炎

 

 

今回はそんな様々な役割を担うふくらはぎのエクササイズをご紹介します。

 

まずふくらはぎには足首を足の裏側へ向かって倒す作用(底屈)があります。

 

この運動に対して負荷をかけて行う事で筋肉は発達していきます。

 

 

簡単な方法として、まず壁に向かって立ちます。

この時安全面に配慮しつつ壁に手を添えるなどして実施して下さい。

 

 

そこから背伸びをするイメージでゆっくりと爪先立ちをします。

 

素早く行うよりはゆっくりと踵を持ち上げて5秒前後そのまま静止できると更に効果的です。

 

その後、踵を地面に降ろす際もゆっくりと行います。

この一連の流れを15ー20回 2セット程行います。

 

 

もちろん回数やセット数、静止時間を始めのうちは少なくして徐々に上げていくのが理想的で正しいトレーニング方法です。

 

 

最初から体重を持ち上げる事が不安な方足の裏にタオルをかけて両手で持ち、適度な抵抗で足を底屈していきます。

この運動から徐々に抵抗を上げていくようにしてみて下さい。

 

 

 

どのトレーニングにも共通して言える事ですが、痛みを感じる場合には正しいフォームで行えていなかったり過負荷であったり、この場所に何か症状が隠れている場合も考えられます。

無理のない範囲で少しずつ継続していきましょう。

 

 

 

 

当院では運動療法を積極的に実施しています。

ご自宅で行うことのできるエクササイズも指導させて頂きます。

今回のトレーニング以外にも様々な種類がありますのでお気軽にご相談下さい。

この記事を書いた人

あさの接骨院 院長 浅野剛史

あさの接骨院 院長 浅野剛史

あさの接骨院の院長の浅野剛史です。令和2年4月、春日部市上蛭田に当院を開設させて頂きました。
厚生労働省が認定する国家資格である柔道整復師の資格(接骨院の開院にあたり、必須の資格です)を持ち、約10年間、整形外科クリニックに勤務した後、独立開業に至りました。
医学的根拠のある施術方針をご提案して、地域の皆様の健康に貢献していきたいと思っております。