2020年06月07日
肩こりと頭の位置の関係
スマホやSNSの普及に伴い症状を感じられる方が増加傾向にある
「肩こり」。
肩こりと一口に言っても、様々なタイプや原因が存在します。
中には、心臓疾患など怖い病気が隠れているといった事もあり得るのです。
他にも頭痛を併発したり、吐き気を催したりする事もあります。
そんな肩こりの中でも、今回お伝えするのは姿勢が影響を及ぼす肩こりです。
猫背、なで肩、いかり型・・・修正すべく不良姿勢をあげれば枚挙に暇がありません。
しかし、そんな不良姿勢も「頭の位置」を少し意識付けるだけで、首肩周りの筋肉が凝り固まるのを防ぐ事ができます。
それでは理想的な正しい頭の位置をお伝えします。
まず、肩の前側に触れられる肩峰の位置を確認します。
肩峰とは喉の下にある鎖骨を、肩の方向に向かってなぞっていくと一番端に触れられる骨が隆起した部分です。
確認できましたら、この肩峰の真上に耳がくるように姿勢を調整して下さい。頭と顎を同時に引くイメージです。
鏡などを見ながら調整して頂くと分かりやすいです。
いかがですか?
多くの方が思っている以上に頭の位置が前にあったのはではないでしょうか。
思い頭が前に垂れ下がっているような状態にある事で、首の後ろや背中の筋肉がそれを支えようと引っ張る力が働き硬く凝ってしまうのです。
さらに、両股関節の外側にある出っ張りを大転子と言います。
立った姿勢で頭の位置をを整えると、耳 → 肩峰 → 大転子 というように一直線となるのが理想的な重心の通り方です。
この姿勢は腰に対しても良好な姿勢と言えます。
冒頭でもお伝えした通り、肩こりには様々種類があり姿勢の改善以外にもアプローチは多くあり、物理療法や筋膜リリースなども効果的です。
辛い肩こりでお困りの方は、症状に合わせて適宜施術方針をご提案させて頂きます。
お気軽にご連絡下さい。
この記事を書いた人
あさの接骨院 院長 浅野剛史
あさの接骨院の院長の浅野剛史です。令和2年4月、春日部市上蛭田に当院を開設させて頂きました。
厚生労働省が認定する国家資格である柔道整復師の資格(接骨院の開院にあたり、必須の資格です)を持ち、約10年間、整形外科クリニックに勤務した後、独立開業に至りました。
医学的根拠のある施術方針をご提案して、地域の皆様の健康に貢献していきたいと思っております。