2023年02月18日

肩の痛み 夜間痛

肩痛の症状として、就寝時に強い痛みを感じる場合が多くあります。

このような症状では寝返りを打つ度に目を覚ましたり、患部側の肩を

下にして眠ることができなかったりと睡眠に関して著しい支障をきたします。

 

 

 

 

 

この夜間痛には未だ不明な点もありますが、いくつかの原因が考えられます。

 

1、肩峰下圧の上昇

2、上腕骨から伝わる牽引力

3、肩関節周囲の血流による影響

 

これらが代表的な要因です。

 

 

1、肩峰下圧の上昇


体が寝ている状態は腕の重さから回避されますが、これに伴い上腕からの

影響により肩峰下の圧力が上昇し肩峰下滑液包を刺激して痛みを発します。

 

 

 

 

 

 

2、上腕骨から伝わる牽引力


夜間痛を訴える症状の多くに肩関節拘縮が存在します。

拘縮とは関節の可動域制限を意味し、腕が挙がらない、

回せないといった症状です。

このような状態で寝返りを打つと硬くなった関節包は腕を

介して無理な方向に引っ張られ痛みを発します。

 

 

 

 

3、肩関節周囲の血流による影響


肩関節周囲には腋窩動脈を始めとした様々な血管や神経が走行しています。

これらが周囲の硬くなった筋肉により血流障害を起こし痛みを発します。

また近年、異常な血管新生などの存在も指摘されています。

 

 

 

 

夜間痛にはこの他にも様々な要因が考えられますが、対処として

急性期には消炎鎮痛が重要であり安静を要します。一定期間経過した

症状に対しては多くの場合、拘縮が存在していることから運動療法を

行い可動域の拡大に努めます。可動域が広がるにつれて夜間痛が消失

して行くことが度々認められます。その他にも物理療法などが有効な

場合があります。

 

 

 

 

肩関節拘縮や運動療法についてはこちらをご覧下さい ↓

腕が上がらない 肩関節拘縮

 

 

まずは現在の肩痛がどの時期にあるのかを判断して対処する事が肝要です。

これらの症状や運動療法の行い方などでお困りの方はご相談下さい。

 

 

 

 

この記事を書いた人

あさの接骨院 院長 浅野剛史

あさの接骨院 院長 浅野剛史

あさの接骨院の院長の浅野剛史です。令和2年4月、春日部市上蛭田に当院を開設させて頂きました。
厚生労働省が認定する国家資格である柔道整復師の資格(接骨院の会員にあたり、必須の資格です)を持ち、約10年間、整形外科クリニックに勤務した後、独立開業に至りました。
医学的根拠のある施術方針をご提案して、地域の皆様の健康に貢献していきたいと思っております。